鏡面磨きの方法!
今回は靴がピカピカになる鏡面の磨きの方法について書いていきます!
1度鏡面磨きをすれば靴磨きの世界に引き込まれてしまうでしょう。
特別な道具も必要ありませんので皆様チャレンジしてみましょう!
鏡面磨きとは
基本的なケアの後にワックスを靴をかっこよく魅せるためのお化粧みたいなものです。
しかしワックスを塗るのは靴を輝かせるだけでなく、水をはじき、汚れの付着を防止する役割もあります。
またワックスは薄く塗る分にはあまり問題ありませんが、ピカピカになるまで塗ると鏡面が割れしやすくなります。
ですので、鏡面磨きをするのは芯の入っているつま先と踵だけです。
履きジワまで鏡面磨きをしてしまうと靴を履いたときに鏡面が割れてしまいます。
そのため、ワックスを塗るのは履きジワの手前くらいまで止めておきましょう。
鏡面磨きのやり方
今回はつま先のみ鏡面磨きをしていきます。
用意するのは
・つま先がすっぴんの靴
・ワックス
・ネル生地
・水
の4点です。
下地を作る
ワックスをごく少量人差し指にとり、つま先の部分に塗っていきます。
このくらいの量を指にとり、直接塗っていきます。
鏡面仕上げに必要な層は10〜20層と言われています。
下地作りは大事ですので、丁寧に下地を作ってあげましょう。
左足(写真右)が下地を作った状態です。
両足とも下地が完成しました、
水をつけて磨く
ネル生地を指にまいてハンドラップで2滴ほどの
水をつけます。
ハンドラップがない方は油性ワックスをのせた上に2滴水を垂らしましょう。
こんな感じです。
この水滴が吸い込まれるようならまだワックスがかかってない状態です。
その状態で磨いても光にくいと思います。
指にまいたネル生地にワックスを薄くとります。
そして小さく円を描くように磨きます。
小さく円を描くように何度も磨きます。
磨いてる時に滑りが悪いとか引っかかりを感じたらワックスと水を足すサインです。
ワックスと水を足して磨いていきましょう。
磨いているときは力を入れすぎないこと!
力加減は本当に難しいです。
自分の感覚をつかむしかないですが、あえていうならスマホやタブレット等の液晶画面をタッチするくらいの力感でしょうか。
個人的にはこねるような感覚で磨くと上手くいく気がします。笑
このように光沢が出てきたら光りだすサインです。
ワックスをとり、水を垂らし磨くことを好みの艶が出るまで繰り返し磨いていきます。
好みの艶まで磨けたら小さく円を描くように磨くことをやめ、同じ方向に磨くことでワックスの向きを整えてあげましょう。
仕上げ
仕上げにネル生地に水を少し多めにとって磨いていきます。
これは水研ぎといってさらに艶を出すために行うものです。
山羊毛ブラシでブラッシングしてあげてさらに艶を出すのもいいですね。
そして磨き上げた靴がこちらです。
最初と比べるとだいぶ光ってます。
が、まだまだですね泣
もっともっと上手くなれるよう練習あるのみ!
あと、光らない場合は無理に光らそうと磨くのではなく、一旦時間を置きましょう。
ワックスがまだ固まっていないから光らない場合が多いため、時間をおいて固めてあげましょう。
最後に
鏡面磨きは難しいんですが奥が深くとても面白いです。
最初はあまり光らなくても手入れを繰り返すうちにより光やすくなります。
それを実感することも靴磨きの楽しみの1つです。
初心者の方や初めて鏡面磨きをする方は根気強く磨いてください。
私が初めて鏡面磨きをしたとき1時間ほどかかった記憶があります。
それでもあまり光っていませんでしたが。笑
そのときと比べると少しはマシになったと思いますが、まだまだ上達したいですね!
今後も定期的に鏡面磨きの記事出したいですね。
磨き方をかえたり道具を変えたりした時に書いていきたいです。
皆さんも鏡面磨きに挑戦してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。