リーガル(スクラッチタフレザー)のお手入れ
今回はスクラッチタフレザーのリーガルをメンテナンスしていきます。
主にガラスレザーでつま先だけスクラッチタフレザーが使われているリーガルです。
去年の8月ごろに購入し、シワもはいってきて今ではだいぶ馴染んできました。
早速磨いていきましょう。
手順
靴紐を外す
靴紐を外す。
内羽根の場合は靴紐を全て外すと革に余計なストレスがかかることがある。
と聞いたことがあるので1番下は残しておきます。
外羽根なら全て外してもいいでしょう。
全て外したほうがタンのブラッシングもしやすいですしね。
馬毛ブラシでブラッシング
靴全体とコバの部分も丁寧にブラッシングしていきます。
左足がブラッシングしたものです。
なんとなく違いはわかっていただけるでしょうか?
帰宅後に馬毛ブラシでブラッシングするだけで靴は非常に綺麗になるので欠かさずブラッシングしましょう!
汚れ落とし
ハイシャインクリーナーで鏡面を落とし、
ステインリムーバーで靴全体の汚れを落としていきます。
この際コバの部分もクリーナーで汚れを落としてあげるとより靴が綺麗に見えます。
コバインキというコバを補色するアイテムがあるのですが今のところこの方法で綺麗になっています。
だからコバインキなくてもまあいいっか、と思ってます。笑
コバの色で靴の雰囲気は大きく変わるので近いうちにゲットしたいですが、笑
ワックスを全体に塗布する
普通ならクリーナーで汚れを落とした後は靴クリームを塗布していきます!
が、今回はガラスレザーなので靴クリームは浸透しにくい、ってか浸透しないのかな?
なのでガラスレザーの艶を増すためにワックスを全体に薄く塗布します。
ワックスを塗った部分は水を少量つけた布で磨きます。
ワックスは鏡面磨きの時のように足したりはせずに水で磨くだけです。
ガラスレザーには元々の艶があるのでワックスを塗った時にできた曇りがなくなればオッケーです。
最後に全体を山羊毛ブラシでブラッシングしていきます。
そして手入れが全て完了したのがこちらです。
手入れ前と後で何か変わったかと言われると何も変わってないような気がします。
ガラスレザーは合成樹脂などでコーティングされた革です。
汚れ、傷、雨を気にすることなくガシガシ履ける良さがあります。
しかし革本来の風合いに欠けており、今回のようにシューケアを行なっても初めから最後まで革の表情がほとんど変わりません。
そのため磨き甲斐はあまりないですね。笑
だからといって磨かないのは靴にとって良いことではないです。
愛着を持ってケアしてあげて周りのガラスレザーとの差別化を図りましょう!
そして自分だけのガラスレザーに育てていきましょう!
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